造作洗面台のメリット・デメリットとは? 

公開日:2024/03/15
造作洗面台のメリット・デメリットとは? 

注文住宅では、希望に合わせてキッチンやトイレ、洗面台などの住宅設備を自由に決められます。ただ、既製品の場合決められた仕様の中から選ばなければいけないので、必ずしも希望にマッチした商品が見つかるとは限りません。そこで、今回は、造作洗面台のメリットとデメリットについて解説します。

造作洗面台とは?

注文住宅を検討するなかで、「造作洗面台」という言葉を聞いたことがある方もいるでしょう。しかし、造作洗面台が具体的にどういったものなのかイメージできない方も多いのではないでしょうか。

造作洗面台は、文字通りオリジナルで制作した洗面台のことをいいます。一般的にはハウスメーカーや工務店の職人が制作することが多いですが、そのほかにも家具屋や住宅設備専門メーカーに依頼できる場合もあります。

通常の洗面台の場合、鏡や洗面ボウル、収納などが決まっていて自由にカスタマイズすることはできません。住宅設備メーカーによっては、鏡の大きさを変えたり、洗面ボウルのサイズを変更したりできることもあります。しかし、あらかじめ用意されたものの中からしか選べないので、自由度が低いといえるでしょう。

一方造作洗面台の場合、自由にパーツを組み合わせられるので、希望に合った理想の洗面台を作ることが可能です。色やサイズなどはもちろん、鏡の形なども自由に決められるので、インテリアやコンセプトに合わせて作れます。

造作洗面台のメリット

造作洗面台は、希望に合わせて自分好みに仕上げられるのが特徴です。そのほか、奥行きや幅などのサイズについても自由に調整できることから、間取りやレイアウトに合った微調整が可能であり、よりフィット感のある仕上がりになるでしょう。

さらに、洗面ボウルも自由に決められるのが造作洗面台のメリットです。洗面ボウルにはさまざまな種類があり、それぞれ素材や色、形やサイズが異なります。洗面ボウルを変えるだけでも洗面台の印象がガラッと変わるので、インテリアに合ったものを選ぶのがポイントです。

また、昨今は、2人で同時に使用できるように洗面ボウルを2つ設置するケースも珍しくありません。造作洗面台であれば、実際の生活をイメージして希望に合ったものを作れることから、より理想の家づくりができるといえるでしょう。

また、洗面ボウルのほかに、ミラーやミラーキャビネットを選べるのも造作洗面台のメリットです。一般的な細長いミラーはもちろん、円形やひし形など、デザイン性に優れた形状のものもあります。また、LEDライトが埋め込まれたものもあるので、使い勝手に合わせて選ぶのがよいでしょう。

さらに、ミラーキャビネット部分については、実際にどのようなものを収納するかをイメージしたうえで選ぶことが大切です。収納したいものが多い場合は、収納力が高いミラーキャビネットを選びましょう。

造作洗面台のデメリット

造作洗面台は、実際の生活に合わせて自由にオーダーできるのが特徴です。洗面ボウルやミラーなどを自由に決められるので、理想の家づくりができるでしょう。しかし、造作洗面台にはメリットだけでなく、デメリットもあります。

造作洗面台は、自分好みにカスタマイズできることから、どうしてもコストがかかってしまいます。既製品であればあらかじめ決められたサイズや色を選択するだけなので、導入コストを抑えることが可能です。しかし、造作洗面台は一からカスタマイズしていくので、製作費用が高くなってしまいます。

また、どのような洗面ボウルやミラーを選ぶかによっても、製作費用に違いがあります。高級なミラーや洗面ボウルを選べば、その分製作費用が高くなるので、既製品とは比べものにならない金額になることも少なくありません。

そのほか、金額だけでなく手間がかかってしまうのも造作洗面台のデメリットといえるでしょう。造作洗面台は、洗面ボウルをはじめミラーやキャビネットなどを自由にカスタマイズしていけますが、数多くのパーツから選ぶ必要があるので仕上がりまでに時間と手間がかかってしまいます。

また、造作洗面台は、一からオーダーして製作するので、完成品を見て選ぶことができません。仕上がりのイメージがつきにくいことから、実際に完成したときに、イメージと違ったということもあるでしょう。

ただ、造作洗面台の製作に対応しているハウスメーカーや工務店、住宅設備メーカーの中には、完成イメージを画像や動画で作ってくれるところもあるので、完成イメージを提供してもらえないか相談してみることをおすすめします。

まとめ

注文住宅は、自由に間取りや住宅設備を決められるのが魅力です。とくに洗面台については、毎日使用する設備なので、じっくりとこだわりたい方も多いでしょう。通常は住宅設備メーカーが販売している既製品の中から選ぶことが多いですが、形や色、サイズなどの自由度が低いので、希望にぴったりの商品が見つからないケースも珍しくありません。

しかし、造作洗面台であれば、一からカスタマイズできるので、理想の洗面台を作ることが可能です。ミラーの大きさや洗面ボウルの形状なども自由に選べるので、ぴったりの洗面台を作れるでしょう。

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引用元:https://woody-house.com/

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